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​プロフィール

長野県小布施町出身。

武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科ファッションデザイン専攻卒。

高級紳士肌着の生産管理業務を経験後、

リアル脱出ゲームの株式会社SCRAPにて美術マネージャーを務める。

大道具/小道具の製作をはじめ国内外店舗の施工管理/空間デザインを通して、

ゲームの参加者を物語の主人公にする。という達成テーマに、

あらゆる手法で挑むことができる面白さを学ぶ。

その後、衣服造形と空間演出の可能性を模索する為、​渡仏。

モデリストオム(紳士服パタンナー)の仏国家資格取得後パリのブティックで、

新コレクションのパターン作成や衣服修理の修業を経て帰国。現在に至る。

関 敬史   Seki Takashi
Tailor

Fini sur Fini/フィニ ソ フィニ とは

製図上、フランス語で仕上がり線のことをフィニと言い、

切り出したパーツはこれを元に縫い合わされます。

私の師匠シルヴァン先生が、

袖山のフィニ線と腕ぐりのフィニ線をトレーシングペーパーを用い平面上で重ね、

縫い合わせの確認しているときのこと。

 

フィニソフィニ 〜、フィニソフィニ 〜と、よく唱えていました。

まるでこれからの仕立てが上手くいくおまじないのようです。

 

ソとは英語で言う所のonに当たる言葉。

 

仕立てが良い服に対してもフランス語で、良いフィニですね。と表現することがあります。

 

この造形を積み上げていく行為が、最終的には素晴らしいお仕立てとなりますように、願いを込めて。

この名前を冠します。

 

Fini sur Fini.

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